2025年4月19日に、大阪のPLAT UMEKITA(プラットうめきた)で「バイセンモクバのバリスタと考えるコーヒーの未来&ハンドドリップ体験」開催されました。
- コーヒーが抱える問題について知ることができる
- おいしいコーヒーの淹れ方をプロから学べる
コーヒー好きの私にとって“ど真ん中”のイベントでした。今回は、ワークショップに参加した感想をシェアします。
「コーヒー2050年問題」という言葉は知っていますか?
コーヒーの生産は気候の影響を受けやすく、地球温暖化が進めば、2050年までに生産量が半減すると予想されているのだそうです。
コーヒーの生産量が落ちれば、必然的に、コーヒーの価格は上昇します。私たち、消費者にとっても大きなダメージとなるでしょう。
「仕事の合間にコーヒーでリフレッシュ」「友達とカフェでコーヒーを飲んでリラックス」といったことが、気軽にできなくなるかもしれません。
今回のワークショップのおかげで「コーヒー2050年問題」の存在を知ることができましたので、自分に何ができるのかを考えていきたいと思いました。
淹れ方でコーヒーの香りも味も変わる?!プロから学ぶハンドドリップ体験
ワークショップの後半は、ハンドドリップ体験でした。同じ豆を使い、同じお湯の量を注いでも、淹れ方で香りや味に違いが出ることが衝撃でした。
ほかの方のドリップしたコーヒーと自分がドリップしたコーヒーを飲み比べてみると、素人の私でも違いがわかるほど香りも味も差が…。
話を聞くと、お湯の注ぎ方で、コーヒーとお湯の接触時間が変わり、それが香りや味に影響しているのだそう。
コーヒーを淹れるときは、2回目にお湯を注ぐときが重要だと教わりました。コーヒーの成分が一番抽出される段階のため、ゆっくり丁寧にお湯を注ぐことで、コーヒーの風味を最大限抽出できるとのことです。
コーヒーを淹れるときは、1回目でコーヒーの粉をムラし、2回目にお湯を注ぐときにゆっくり丁寧に行うことが重要なのだそうです。
私の場合は、2回目の工程で豪快にお湯を注いでしまったため、香りと味が控えめのあっさりとしたコーヒーが出来上がりました。
同じ豆・同じお湯の量でも、淹れ方ひとつで「違う豆を使ってる…?」と思うほどの違いが出たことに驚きました。
まとめ
今回、私はワークショップ初体験で緊張したのですが、コーヒーの問題やおいしいコーヒーの淹れ方を学ぶことができて有意義な時間でした。スタッフもほかの参加者も話しやすい方ばかりで、参加して良かったと心から思いました。
【追記】SDGs、サステナビリティについて考えてみる…
現在、SDGsやサステナビリティなどがメディアで取り上げられたり、企業がアピールしたりするようになりました。正直なところ、ビジネス目的な側面が強いケースが多いと感じます。
私自身、SDGsやサステナビリティは、個人個人が気を付けることであって、商品やサービスを売るために利用するものではないと考えています。
そのような中、今回のワークショップでは、個人個人がコーヒーの将来を考える機会を作っていただき大変ありがたいイベントでした。
気になるイベントがあれば、これからもどんどん参加していきたいと思います。また記事でシェアしますので、ぜひ読んでいただければ幸いです!
イベントの詳細

【開催日】
2025年4月19日(土)
【開催場所】
PLAT UMEKITA
【住所】
〒530-0011 大阪府大阪市北区大深町5-94
(大阪駅から徒歩2分)
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